PMSって?

月経(生理)の前にはどうしてもイライラしてしまったり、甘いものが無性に食べたくなったり、乳房がはって痛んだり…いろいろな不調がでてきますよね。
これは、PMS(月経前症候群)と呼ばれる症状です。PMS(月経前症候群)は“Premenstrual Syndrome”という英語の略称。月経(生理)の3〜10日位前から起こるキモチやカラダの不調で、月経(生理)が来ると症状が弱まり、やがて消えていくものです。
多くの女性が月経(生理)の前になんらかのPMSの症状を抱えていると言われています。でも、まだPMSという名前の認知度は低く、知らずに悩んでいる人もたくさんいるようです。

PMSを知っていますか?

多くの女性に自覚症状。でも、意外と知られていないPMS。

多くの女性にPMSの自覚症状があるものの、名称・内容ともにきちんと知っている女性は約40%。
PMSの症状は、カラダだけでなくココロの不調も多くあるもの。自分の不調のメカニズムを知ることで、ココロの安定にもつながります。PMSのこと、よく知って上手に付き合っていきたいものです。

PMSの症状は200種類以上!

PMSの不快な症状は、なんと200種類以上とも言われるほど。
中でも多いのは、イライラする・怒りっぽくなる、肌があれる、にきびができる、のぼせる、下腹部がはる感じがする、下腹部に痛みを感じる、腰が痛い、頭が痛い・重くだるい、乳房が痛い、落ち着かない、憂鬱な気分になる…などで、人によっても、その月によっても大きく違いがあるようです。

PMSって?

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東京慈恵会医科大学 落合和德教授 監修